今の化粧品、昔の化粧品

それでは、ここでちょっと化粧品とそれを取り巻く環境の移り変わりを見てみましょう。
戦後の日本は、高度経済成長期でした。その中で、家庭に閉じこもっていた女性たちも段々と社会進出をするようになり、海外からの文化も日本に入ってくるようになりました。この時期の女性たちは、日焼けがカッコイイ、とばかりにできるだけ黒く日焼けをするようになりました。それと共に、カラフルな化粧が流行しました。今の美容的な見方からすると、日焼けなんてもっての外なんですが、そんな女性たちも秋から冬に掛けては美白をして、また暑い時期には日焼けをする、といったことをしていました。
その後、日本はバブル期に入ります。(1980〜90年代)このころになると、女性の間には美白意識が高まり、美白を重視した化粧品が各メーカーから発売されるようになります。好景気も反映して、海外の有名コスメブランドもどんどん日本に参入してくるようになり、現在の化粧品多種多様な時代の礎が出来上がります。ディスコからクラブへ、夜の遊び場が変化してくると共に、太い眉と赤い口紅の「バブルメイク」が流行していました。
そして時代は現代へ。メイクよりスキンケア重視の昨今、目元だけ重視して、化粧品も薄付きの軽めのメークが今の主流となりました。